茶碗に落ちる水滴の音
2009 / 07 / 03 ( Fri )
水道の蛇口から水滴が落ちて、茶碗の縁に当たる音。

小型マイクをぎりぎりまで近づけて録ってみました。

(click↓して再生=22秒)
茶碗のエッジにwater_drops

ところで、こうした落水音を楽しむために発明された
水琴窟(すいきんくつ)という庭園技術があります。
いかにも東洋的、日本的な素晴らしい趣向です。

ただ、水琴窟の音は金属的な音質のせいか、
ちょっと人工的な響きを(わたしは)感じてしまいます。

伝統的に使われている材料は素焼きの陶器のはず。
それであれだけキンキン、ビンビンと鳴るのですから、
これはこれでとても不思議です。

内部で「鳴き竜現象」(フラッターエコー)のような
ことが起きているのでしょうか。
水琴窟によっては、音がsweepして(周波数がウネって)
聴こえるものもありますし。

water_dropon_chawan.jpg

さて。
個人的には「静かな台所で聴く茶碗の響き…」
くらいの地味な音が好み、みたいです。

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硬貨の音
2009 / 06 / 15 ( Mon )
硬貨の落下音そのものはちょっと耳に痛いサウンドなので、ピッチを落として、さらにEQで高域を切り落としたものをアップしてみます。
(硬貨落下/大理石/19半音階pitch down/Hi_cut/limitting)

(click↓して再生=21秒)
50円-500円-10円-5円-1円-10円の順に落としています。

現在日本に流通している硬貨は六種。
それぞれの素材は以下の通り…だそうです。

一円硬貨=アルミニウム
五円硬貨=黄銅
十円硬貨=青銅
五十円硬貨=白銅
百円硬貨=白銅
五百円硬貨=ニッケル黄銅

それぞれのコインは素材、大きさ、穴の有る無し…という違いがあります。
ところが、音だけでコインの種類を判別することはかなり難しいようです。

j_coin.jpg

目をつぶって人に落としてもらうか、録音したものをランダムに聴き較べてみると、五百円玉と五円玉の聴き分けにさえ悩むことがしばしば。数回のチャレンジだと結構当たったりするのですが、回数を重ねれば重ねるほど判別基準が自分に無いことを思い知らされました。

むしろ硬貨ごとの音色差より、落ち方の違いによる響きの変化の方が大きいような気もします。

1円玉だけはさすがに1gのアルミの音。しかしこれも、たとえば五円玉がピタっと水平に落ちてまったく跳ねなかった場合などには「1円玉…?」と、少々アヤシクなってきます。

背後で「ちゃりん。」という音が聴こえた時に振り向くこと無く、

「マドモアゼル、お財布から十円玉3個と五円玉2個が落ちたようです…。」

というセリフをキメてみたいところですが、少なくとも今の私には無理☆です。

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33年前の生録--補記
2009 / 06 / 05 ( Fri )
前回、小学三年時に録音した音をアップしました。

実はこのときに使ったNationalのラジカセが、33年後の現在も手元にあります。うちにある音楽機材・録音機器の中でもダントツの最古参です。

rq552_01.jpg

右側手前に飛び出ているのはマイク。収納&着脱可能。ケーブルを接続しても使えます。さらにワイヤレスで音も飛ばすこともできました。
rq552_02.jpg

自宅裏の樹上高く(屋根より高いところ!)に作った「秘密基地」から実況中継をしてみたり、犬小屋にこのマイクを仕込んで鳴き声を収録…などということもやりました。でもおそらく録音は残っていないでしょう。中学生になって、音楽を録音するために全て消してしまいました。愚かなことです…。

もうデッキのモーターも回りませんし、マイク(クリスタル)も絶命しているのですが、どうしても捨てられず引っ越しのたびに連れて回って今日に至ります。ラジオはまだ聴けるようです。
rq552_03.jpg


ちなみにこのラジカセ、短波放送も入ります。
写真に見えるSWというのが短波。
試しに短波放送にチューニングしてマイクで拾ってみました。

(click↓して再生=40秒)
この発音…アナウンサーは韓国の人?

そういえば…。
小学六年生だった1979年の大晦日、このラジカセを抱いてベッドに入り、零時の時報を聴いて
「70年代が終わった…」
と、子供ながらにシミジミとしたことを思い出しました。

あの時報は録ったんだったかな…。

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33年前の生録。
2009 / 06 / 01 ( Mon )
実家から古いカセットテープが数十本、送られてきました。

そのうちの一本…

munyamunya.jpg

うちゅうせんかんヤマト、は分かります。
でも、ムニャムニャインタビューってなんだ?

聴いてみると、私が司会をして
イトコと弟を交えて「釣り」について延々とディスカッションを
しているテープでした。
どうやら、この翌日に三人で魚釣りにいくらしい…。

私が9歳の時に録音したものです。

(click↓して再生=32秒)
録音と司会と音響効果を兼任しているようデス…。

やはり三十年以上の時を経たテープはちょっとした衝撃ですぐに切れます。
カセットテープのスプライシング、修復なんて何年ぶりのことでしょう…。

6mmオープンのさらに半分のテープ幅での「切った貼った」はキビシい〜。

tape_repair.jpg

今、HDDに残している音は、果たして30年後に聴けるかな?
聴けるといいな…。

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鳥とカエルの大声勝負
2009 / 05 / 16 ( Sat )
関東圏屈指の清流、那珂川。
先月、久しぶりにこの川へ立ち寄りました。

前日あまり寝ていなかったので堤防近くに車を停めて仮眠することに。
はっと目が覚めるとすでに午後九時を回ってあたりは真っ暗。
いつしか雨が降り出していて、遠くからカジカガエルの声が聴こえていました。

残念ながら国道のノイズ、強まる雨…と「カエル界随一の美声」を録るにはかなりイマイチなコンディションです。
ただ、ここのカジカガエル、数は少ないのにとても大きな声で鳴いています。

暗闇の川面には「ぴっぴっぴっ…」とけたたましく鳴きながら飛び回っている鳥も。
イカルチドリか何かでしょうか。

広い河原を横切って水際まで近づいてみると、カエルはまるでこの鳥と張り合うかのように大声を張り上げていて、ちょっと面白いのど自慢大会。そんなわけで、録音機材は全て車の中…でしたが、運良くポケットにOLYMPUS LS-10が入っていたので傘を差しながらのスケッチ録音デス。

(click↓して再生=28秒)
ぴっぴっぴっが鳥、ふぃふぃふぃがカエル。

小さな清流で聴かれることが多いカジカガエルの声。
茨城の久慈川や那珂川では、川幅が200mもある中流域にさえ
この新緑色の美しい鳴き声が響き渡っています。

ビバラキ!(Viva!茨城…。)

sakai_bridge.jpg
那珂川と川舟と、バルコニー付きの美しい橋=境橋(1937年建造)。

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